5. メールの送受信ができない
あくまで参考としてお読みください。直る保障はできかねます
Outlook ExpressのQ&Aリンク集
- 「送信者のメールアドレスが拒否されたためメッセージを送信できませんでした。」が表示される場合は、送信者のメールアドレスを間違えている可能性が高い。メールアドレスを「日本語入力オフ」にして正しく登録し直してください。下記参照のこと
[Outlook Express] メールの受信はできますが、送信ができません。
Q&A事例 [1902-3572] - AzbyClub - サポート 富士通
- 相手先からメールが届いていないと言われたが、「送信済フォルダ」に入っており、かつ返送されてもいない場合は正しく送信されているている可能性が大です。一度自分のメールアドレス宛にメールを送信してみてください。受信できたら、相手のサーバーか、相手のメール設定に問題があります。受信できなかったら、自分のメール設定が間違っている可能性が高い。
※返された場合は、受信フォルダに、分かりにくい英文メールが届くケースが多い。注意して見てください。返ってきたことすら、気が付かない方(送信されたと思い込んでいる方)もたくさんおられます。
- 相手のメールアドレスを間違えている場合は当然届きませんが、自分のメールアドレスを間違えていても、プロバイダのチェックにひっかかり(プロバイダにより異なります)、送信できない場合があるので注意が必要です。
- ダイアルアップ接続で「送信したら切断する」設定にしている場合、「送信済みフォルダ」に入っていても送信できていない場合があります。メールの送信処理が正しくできているのですが、そのあとのウィルスチェック中か後に、すぐインターネットが切断されてしまうからです。Norton
Internet Securityを入れている場合に多い。メールソフト側で「自動切断」をはずすか、ウィルスソフト側で「送信メールをスキャン」のチェックをはずすといいでしょう。ただ「自動切断」をはずすと、インターネットにつながったままになりますので注意。
- インターネットに接続できていないと、メールの送受信はできません。
インターネットに接続できない場合は「5.インターネットにつながらない」を参考にして解決する必要があります。
また、接続ツール(例えばフレッツ接続ツール等)に問題があったり、アクセスポイントが変更になっていて接続できない場合もあります。
- POP before SMTP
認証機構を持つPOPでまずメールの受信を行なうことによって、利用者のIPアドレスを一定時間だけ送信受け付けを可能にする方式です。特に変更しなければ「POP before SMTP」を採用。以下の通り「全て受信」のあと5分以内に送信すること。
<手順>
- Outlook Expressを起動し、「ツール」メニュー→「送受信」→「すべて受信」の順にクリックします。
- 受信の動作をした後に、「ツール」メニュー→「送受信」→「すべて送信」(または「送受信」)の順にクリックします。
- メールの送信ができるかどうかをご確認ください。
- SMTP-AUTH
プロバイダの指示通りにメールソフトを設定すること
「このサーバーは認証が必要」にチェックを入れ、「設定」ボタンをクリックして、プロバイダからの情報を入力する。
- 勤務先や外部のネットワークからメールの送受信ができない
Q&A事例 [3204-3364] - AzbyClub - サポート 富士通
- WebメールやOutlookExpressで迷惑メールの設定を行っている場合、設定状況をよく確認してください。設定間違いにより、正しいメールが迷惑メールに判定されたり、正しいメールがサーバーから自動的に削除されたりするように設定されている場合があります。先方がメールを送ったのにこちらには届いていないといったケースでよく調べてみると、こちらの迷惑メールの設定相違によるものだったという場合もありました。いったん設定を解除してうまくいくか試すという方法もあります。
- POP before SMTPの場合のみ(通常)。ただしプロバイダによりこのチェックが必要な場合があるので注意が必要。
説 明IPアドレスの取得に失敗していないかチェック
インターフェイスの設定状態を調べる「ipconfig /all」
「ipconfig /renew」
- NICのTCP/IPの構成を表示
「IP Address」と「Default Gateway」が正しく設定されていない場合は、「ipconfig /renew」と入力し「ENTER」キー(開放はipconfig /release)
- DHCPサーバーからのIPアドレスの取得に失敗すると、APIPA(Automatic Private IP Adoressing)という機能が作動し、適当なIPアドレス(169.254.0.1~169254.255.254の範囲で、サブネットマスクは255.255.0.0)をOS(WinXp)自身が割り当ててしまう。そしてデフォルトゲートウェイのIPアドレスが設定されないため、ルーターを越えて他のサブネットとの通信ができない。IPアドレスが0.0.0.0の場合も取得に失敗している
<参考:MS技術情報>Ipconfig コマンドで IP アドレス 0.0.0.0 が報告される(WinXp)
「winipcfg」(Win95/98/Me)
- 「ファイル名を指定して実行」から入力欄に「winipcfg」と入力
相手のホストが動作しているかどうかをチェック
- pingの次にIPアドレスを入力することで「名前解決が失敗する場合でも」正確に通信状態を把握することができる。
ping 172.0.0.1(Loop Backアドレス)
- TCP/IPが正しくインストールされているかチェックする。だめならTCP/IPを削除し再インストールする。
ping DHCPサーバーまたはDNSサーバ
ping 自分のipアドレス
- 自分宛・サーバー宛に打ってみる。応答があれば、OSとNIC(LANアダプタ)の間に問題はない。ICMPプロトコルを利用している。
ping www.yahoo.co.jpまたは ping Ip Adress
- 応答があれば接続に問題はないのでファイアーウォールやインターネットの設定を疑う。
ルートをたどって故障した機器を検出tracert www.tekipaki.jpまたはtracert IPアドレス
- コマンドを実行したホストから、目的のホストまでのネットワーク経路をリスト表示。どこのルータ(ゲートウェイ)で障害が発生しているか知ることができる。
- ICMPを利用しているため、ファイアーウォールでICMPを通過させない設定になっている場合があるので注意すること
外部との接続が切れた状態→Destination net unreachable エラーと表示されます。
ルーティングテーブルを表示route print
- 自分のパソコンのルーティングテーブルがわかります。
クライアントの通信状況を調べるポートを理解するうえで大変に役に立ちます。
- netstat -ano (Windows NT/2000/XP)
- netstat -an (Windows9X)
- 今現在使用されているポート番号を調べる。PID→プロセスID Foreign Address→接続先のIPアドレス:ポート番号
LISTENING(ポートが待機中)はサーバーソフトが待ち受け状態になっている状況、ESTABLISHEDは通信中、TIME_WAITは通信終了途中
- このコマンドを利用して自分のパソコンで開いているポートを確認しましょう。
PIDからアプリケーション名を]調べる
- tasklist /svc /fi "pid eq xxxx"
(Win NT/2000/XP)
- プロセスIDの実際のプログラムを知りたい時に役立ちます。
ARP(Addoress Resolution Protocol)テーブルの表示と設定を行うarp -a
- IPアドレスとMACアドレスの対応表。
イーサネット通信ができないときARPテーブルを参照しIPアドレスとMACアドレスが正しいか確認する。
DNSの動作を調査nslookup www.example.com又はnslookup 210.140.231.23
- DNSサーバーが正しく動作しているかどうかを調べる
目的のサービスの動作をチェック
- telnet mail01.example.com 25 (25番はSMTPポート)
- サーバーマシン自体は動作しているようにみえるのに、目的のサービスの、そのサービスへの接続ができないときは目的のサーバーのそのサービスの待機ポートへtalnet接続してみよう。これで接続できないようなら、サーバーソフトウェアーが疑わしいことになる。また接続できたならクライアントソフトの問題を疑おう。
NBTの接続に関する情報を表示
- nbtstat -n
- nbtstat -a 2000Server
- nbtstat -c
- 実行したマシンのリモートキャッシュ名前テーブルを表示する。
- 指定したコンピュータ名のマシンの名前テーブルを表示する。MACアドレスも表示される。
- 指定したマシンの名前キャッシュを表示する。コンピュータ名、タイプ、IPアドレス、有効時間などが表示される。
ネットワーク全般における情報取得と設定の変更
- TCP/IPネットワーク上に構築されたWindowsネットワーク全般に関して情報を得たり、設定を変更する
- net view
- ネットワーク上で利用できる資源を公開しているコンピュータを一覧表示したり、特定のコンピュータが提供している資源を一覧表示する。
<参考>
説 明
DHCPによるIP取得
- DHCP によってサービスを受けたいクライアントは、まず、ブロードキャストを流します。通常 IP でのブロードキャストアドレスは、[ネットワーク部].255 の形なのですが、クライアントはまだ IP そのものが分からない訳ですから、このネットワーク部分そのものが分かりません。そこで all 1 のブロードキャストを送り出します。一方、自分の IP アドレスには 0.0.0.0 を用います。このパケットには、当然自分の MAC アドレスは入っている訳ですから、同じネットワーク上にある DHCP サーバはこのパケットをキャッチすれば、サービスを要求しているクライアントの MAC アドレスを知ることが出来るのです。宛て先 IP アドレスには、255.255.255.255 を用いますが、これは重要です。何故なら、クライアントはまだネットワーク部を知らない訳ですから、202.11.100.255 のようなブロードキャストはクライアントは捕捉出来ないのです。LAN内のプライベートアドレスはこのDHCPが良く使われます。
- また対プロバイダ間でグローバルアドレス取得の為にDHCPを利用するのはYahoo!BBと一部のCATVだけです。この場合PPP認証が不要ですが、その代わりにモデムのMACアドレスとルータ又はパソコンのイーサネットカードのMACアドレスで認証を行っています。
PPPoEによるIP取得
- NTTフレッツ、eo光等に使われている。プロバイダからのグローバルアドレスはPPP認証のあとDHCPによりIPアドレスが割り振られる。
PPPoAによるIP取得
- ルータ型モデムに時々使われている。プロバイダからのグローバルアドレスPPP認証のあとDHCPによりIPアドレスが割り振られる。
イーアクセスや東京めたりっく通信などの事業者がPPPoAによる接続を採用している。
ARPによるMacアドレスの取得
- Lan接続のパソコン同士はMacアドレスにより通信を行います。通信先のIPアドレスをブロードキャストで問い合わせることによりMacアドレスを取得します。