1. システムが不安定
あくまで参考としてお読みください。直る保障はできかねます
※このページはパソコン画面用に作成されています。スマホ画面では見づらいです。
ここでいう「システムが不安定」というのは、Windowsはなんとか起動するものの、パソコンの調子が相変わらず悪いという状態です。例えば、起動に異常なほど時間がかかる、動作が極端に遅い、頻繁にフリーズする(固まる)、勝手に再起動してしまう、などの場合です。
パソコンが全く起動しないような場合は、「2.Windowsが起動しない」の項目をご覧ください。
①
USBやプリンタなどの機器をすべて外して、起動してみる。それで問題が起きなければ、外した機器、または、ドライバに問題があることが分かる。
②
クリーンブートで起動してみて、同じ症状が起きるか確認してみる。何も問題起きなければ、常駐ソフト(サービスやスタートアップ)に原因があることが分かる。
②
セーフモードで起動して、同じ症状が起きるか確認してみる。クリーンブートでうまくいかなくても、セーフモードで問題が起きないなら、各種デバイス、ドライバに原因がある可能性が高い。
③
別のユーザーでログインして、同じ症状が起きるかどうか確認してみる。別のユーザーで問題が起きないなら、最初のユーザーの設定(レジストリ)に原因があると分かる。
④パソコンの
日付が狂っていないか見てみる。日付が違うだけで、色々なところでおかしくなります。内臓電池が切れている可能性がある。
⑤上記で解決しない場合、内部装置やシステムファイルの破損が考えられます。
システムファイルチェッカー(SFC.exe)を使うと、破損や書き換えられたシステムファイルを修復できます。
もし、右のサイトに、あなたと同じトラブルが記載されていれば、簡単に自動修復できる場合があります。 Microsoft Fix it ソリューション センター ソフトウェアの問題を解決します
不安定になる原因 |
症 状 |
主な対策 |
診断・復旧ツール |
ハード |
HDDが劣化してきた |
劣化してくると、HDDの読み取り、書き込みに時間がかかる
HDDのアクセスランプが点滅状態から点灯へと近づく
全般に遅くなる。HDDの寿命が近い |
HDDの交換 |
CrystalDiskInfo
FromHDDtoSSD |
メモリ不良が生じた |
突然、ブルーまたはブラック画面(stopエラー)が現れる。 |
メモリの交換
ブルー画面は様々な要因で現れるので、画面に
表示される0x0000001EなどのSTOPコードや
文言を控える。ネットで検索して原因を究明 |
Windows メモリ診断
Memtest86+ |
不良セクタが発生した |
パソコンが遅くなって、やがてハングする
HDDが異音を出している状況なら、既に壊れているか壊れる寸前。 |
何をおいても、まずバックアップ
異音や不良セクタ多いなら、HDDの交換
S.M.A.R.Tで代替セクタの個数を調べる
軽度なら物理フォーマットで直る事もある
ソフトで不良セクタを修復・・少しの間は使えることも |
エラーチェック・・数個なら修復可能
DiskFomatter(物理フォーマット)
FromHDDtoSSD
HDD Regenerator(磁気で修復) |
ファイルシステムエラーの発生 |
途中で止まってしまう(ハング) |
ハードディスクのエラーチェックで修復できる。
ただ、必要なファイルまで削除されることもあるので、不調が残ることもある。
システムファイルのチェックも忘れずに |
HDDのエラーチェックで修復(ファイルシステム)
その後、コマンドプロンプトで sfc /scannow |
ファイルの断片化が多くなった |
ファイルのアクセスに時間がかかり、遅くなる。
HDDの空き容量が少なくなると、余計に断片化が進む |
HDDの空き容量が少なければ、まず増やす。
極端に断片化が進むと、一回程度のディスク最適化では、改善しなくなる。
フリーソフトを使う方が効果的なことがある |
ディスクの最適化を実施
MyDefrag |
HDDの空き容量が極端に少ない |
仮想メモリが十分利用できないので、動きが驚嘆に悪くなる
HDDの空き容量が少なくなると、余計に断片化が進む
マイコンピュータで、ドライブの使用量が赤色表示なら最悪 |
ファイルサイズの大きい画像・動画を別ドライブに移す。
Win7Sp1以降、ディスククリーンアップでWindows Updateのクリーンアップができるようになった。
「システムの復元」の復元ポイントがあまり溜まってくると、ディスク容量を圧迫する。不要な復元ポイントを削除する。HDDを増設して大容量と交換する |
マイコンピュータで空き容量確認
ディスククリーンアップで不要ファイルを削除 |
PCの接続機器に問題 |
不良のUSBメモリや外付けHDDなどをパソコンに接続すると、起動時、起動後共に非常に不安定になる。 |
いったん、パソコンに接続している機器全部をはずしてから、再起動してみる
不良な部品は必ずはずすこと |
機器が正常かチェックする
ドライバに問題があることもある |
ソフト |
ドライバに問題 |
一つのドライバがおかしくても、パソコン全体を不安定にしてしまう。
ブルースクリーンになることもある。 |
WindowsUpdateのカスタムやオプションをインストする
最新のドライバにアプデートする
OSが64bitならドライバも64bit版を入れること
メーカーサイトに行って、該当PC機種の最新のアップデートを適用する・・・意外とこれができていない |
デバイスマネージャーを確認
×や!マークがないか。
WindowsUpdateの実施
システムの復元
Driver Booster Free |
ウィルスやスパイウェアーに感染 |
頻繁にネットにアクセスする為、 極端に動きが遅くなる
レジストリを改変させるので、パソコンが不調になる。
ウィルス対策ソフトをマヒさせてしまうものもある |
ネットを切断し、クリーンブートする
ウィルス・スパイウェアーの駆除を行う
対策ソフトを最新バージョンに切り替える(通常無料)
場合によっては、別のウィルス対策ソフトを利用 |
ウィルススキャン
スキャンが機能しない場合、
Microsoft Safty Scanner実行 |
アドウェアーによるポップアップ |
同じポップアップ画面が何度も出てくる。
ワンクリック詐欺に注意
|
アドウェアーの削除 |
AdwCleaner(フリーソフト)
ワンクリック削除ツール
システムの復元 |
システムファイルの破損 |
Windowsの機能が正常に働かない。
起動しない。
ブルースクリーンになることもある |
破損ファイルを回復する |
システムファイルチェッカー
コマンドプロンプト画面で、
sfc /scannow と入力 |
レジストリに問題が生じた |
プログラムやドライバをインストール・アンインストールしたら、急に不安定になった。
設定を変更したらおかしくなった。
OSに対応していないアプリをインストールしてしまった |
ソフトを削除して、再度インスト。
インストールして、再度削除する。
インスト前に、アプリがOSに対応しているか、確認する
セーフモードでアンインストールしてみる
別のアカウントでログインして試してみる |
システムの復元
アプリのアップデートをよく確認
CCleaner Glary Utilities |
常駐ファイルが多い |
起動が遅い。起動した後も遅い。CPU占有率が、100%に近づいてくると、動かなくなってきます。
ウィルス対策ソフトがメモリを食って遅くなる。最新版を導入するか、ソフトを見直す。
使わないアプリを削除する。しかし、削除に成功しても、一部のファイルが残っていて、悪影響を与えることもある |
クリーンブートを試す・・・Mictosoft以外のサービス全部とスタートアップを全部無効にして再起動する。
それで問題が起きなければ、一つづつ、有効にして、どのサービス、スタートアップが問題を引き起こしているか特定していく。
最後に、メモリを増設するべきか判断する |
検索窓に msconfig と入力、不要なスタートアップ項目を停止
プログラムの追加と削除
タスクマネージャでCPU占有率の高いプロセスを調べる |
一時ファイルに問題 |
Tempフォルダ内のファイル(拡張子tmp)が残っていると、アプリケーションソフトの動作に影響が出る場合がある。
たまに削除したほうがよい。使用中の一時ファイルは削除不能 |
tmpファイルの削除
C:\windows\system32\temp
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp |
削除方法
セーフモードでは、全部削除できる |
ネットワークの不調 |
つながったりつながらなかったりする
何か余計なものが動いているためか、全体が遅くなっている気がする。
|
モデムやルータ、PCの電源を切って、再度入れ直す。
ドライバに問題か。ネット関連アプリに問題か。
モデムやルータのランプ状況を確認
無線チャンネルやSSIDを他のものに替えてみる
【一例】
IE の問題を修正する IE がクラッシュする、フリーズする、動作が遅い、ダウンロードが遅い、安定していない |
最新のドライバを適用
常駐ソフトを無効にする
InternetExplorerリセット
|
WindowsUpdateの未実施 |
WindowsUpdateを行うことで、直ることがある |
WindowsUpdateを全て行う |
WindowsUpdate |
WindowsUpdateに失敗する |
サービスパックを手動でインストールした後や、リカバリした後に、Updateをまとめて行おうとすると、Windows Update ができなくなることがある。
CPU占有率が100%近くなって、アップデートに失敗する
.Net Framework関連で、本当によく起きる。
|
エラーコードから原因を調べる
WindowsUpdateを初期化する
WindowsUpdate関連ファイルを削除する
【一例】
Windows 更新プログラムの構成に失敗しました。変更を元に戻しています。コンピューターの電源を切らないでください というエラーが Windows
更新プログラムをインストールしようとすると発生する |
Fix it
Fix itで修復できない場合が多い
クリーンブートで起動してから、Updateを試みる。 |
InternetExplorerに問題がある |
サイトの 表示が遅い。クリックしても移動しない。
サイトが表示されない。
【注意】
IEに問題が無くても、PCとルータの通信・接続が不安定なことが原因で、Webページが見れたり、見れなくなったりすることもあるので注意が必要です。 |
IEの一時ファイル、履歴、cookieを削除する
すべてのアドオンを無効にしてみる。
IEのリセットを行う。
IEを最新バージョンにする。旧Vsに戻す。 |
IEのインターネットオプション
閲覧の履歴で一時ファイルの削除
。リセットが効果的。
|
※アプリケーションの起動や動作に、以前よりも時間がかかる、パソコンの電源を入れてから、使用できるようになるまでに、時間がかかる場合、下記のサイトが大変参考になります。
富士通Q&A - [Windows XP] パソコンの動作が遅くなりました。 - FMVサポート 富士通
富士通Q&A - [Windows Vista] パソコンの動作が遅くなりました。 - FMVサポート 富士通
富士通Q&A - [Windows 7] パソコンの動作が遅くなりました。 - FMVサポート 富士通
WindowsXP/Me/Vista/7/8には、システムの復元機能があります。 この機能を利用すると、ある時点で不安定になったシステムをそれ以前の時点の状態に戻すことができます。ユーザーファイルはそのまま残ります。復元しても改善されない場合、復元を取り消すこともできる。以前の時点に戻すと、それ以降にインストールしたプログラムは全て使えなくなるので、注意が必要。
システムの復元では、「システムの保護」と呼ばれる機能を使用して、PC上に復元ポイントが定期的に作成されて保存されます。また、復元ポイントを手動で作成することもできます。これらの復元ポイントには、
レジストリの設定に関する情報と
Windowsで使用されるその他のシステム情報が含まれている。
プログラムやドライバをインストールして不具合が生じた場合、通常、それらをアンインストールして直します。しかし、それでも解決しないような場合に、このシステムの復元機能が役に立つ。
【注意】セーフ モードでシステムの復元を使用した場合には、復元操作を元に戻すことができない。別の復元ポイントには、戻せる。実行前に、手動で現在の復元ポイントを作成しておくことをお薦めします。
システムの復元とは - Windows ヘルプ
システムの復元に失敗することがある。たとえ成功しても、不安定が改善されないこともあり、この機能は万能、完璧ではない。 システムの復元がダメなら、もう終わりだということでもない。
Windowsの「システムイメージの作成」機能を利用すれば、ドライブを丸ごとバックアップできます。リカバリするよりは、だいぶ楽です。
WindowsXPがなんとか起動しても、システムの復元やタスクマネージャ、システムファイルチェッカー、ウィルスチェック、セーフモードなどによる修復操作を行なおうとしても、マウスポインタが砂時計のままだったりして、どんな修復操作も困難な場合があります。
こういった場合、一度、「回復コンソール」を利用して「chkdsk c: /r」のコマンドを実行してみることをお勧めします。セーフモードで操作ができるようになるかもしれません。
しかし、それでもうまくいかず、万事休すの時、「回復コンソール」を利用して、ある時点の復元ポイントのレジストリ設定に戻した後、セーフモードでWindowsをいったん起動させ、その後システムの復元を実行するとうまくいく場合があります。この方法は、「2.Windowsが起動しない」場合に、私がよく使う手です。
運がよければ、セーフモードで起動できるようになる。
ただ、私の場合、BartPEのブータブルCDを使って、System Volume Informationフォルダから適当な日の復元ポイントを選び、Default、Software、Security、System、Samファイルをコピーし、System32のconfigフォルダにあるそれらと入れ替えて、修復するようにしています。回復コンソールを利用するよりとても簡単です。
レジストリの破損により Windows XP を起動できなくなった場合の回復方法 <MS技術>
・
回復コンソールは上級者向けです。よく理解せずにこの操作を絶対に行なわないでください。
・不調の原因がレジストリ以外にある場合は修復できません。
・一部のPreinstall PCの場合、c:\windows\repairが存在せず、この方法が利用できません。ブータブルCDを利用のこと。
アプリケーションの追加やデバイスドライバのインストール、レジストリの変更などが原因でシステムが不安定になった時は、「レジストリの復元」機能を実行すると修復できる確率は非常に高いです。
WindowsVistaでは、セーフモードが起動できなくても、「システム回復オプション」を利用して「システムの復元」が可能です。
ある操作を行った為に調子が悪くなったという場合は、原因の特定がしやすいですが、そうでない場合はトラブルの原因を探すのは容易な事ではありません。
色々と設定を変更したりしているうちに余計に悪くなり、再インストールしか方法がなくなる場合もあります。
最悪の事態に備えて、修復作業前には、必ず「マイドキュメント」などの
重要ファイルやレジストリをバックアップしておきましょう。
バックアップは、ファイルが見えている今のうちに行なう事が大事。後でと思っていると、そのうち見えなくなるかもしれません。
壊れ方によっては、回復コンソールやブータブルCDやAcronisTrue Imageなどを使用してもバックアップできなくなることがあります。
※データのバックアップの仕方については、「4.バックアップの方法」の項目をご覧ください。
私の場合、お客様のパソコンを修復する場合、「Acronis True Image」を使って、現在のHDDを丸ごと外付けHDDにバックアップしてから修復作業にとりかかるようにしています。場合によっては、別途、マイドキュメントファイルを全部バックアップしておくこともあります。
「Acronis True Image」 のインストールCDは、ブータブルCDなので、Windowsが起動しない時でも使えます。短時間で元に戻せるので、ゆとりを持って修復作業を行なうことができます。
■Windowsでレジストリをバックアップおよび復元する方法(XP/Vista/7/8)
レジストリのバックアップを行う方法には、
「レジストリエディタ」を使って、レジストリファイルのみをバックアップする方法と
「復元ポイント」を作成する方法とがあります。
「手動で復元ポイントを作成する」のが一般的ですが、プログラムのインストールやアンインストールと関係のない、単なる設定変更であれば、レジストリのバックアップでも可能です。
レジストリファイルのみのバックアップは、復元時に、単にレジストリファイルを置き換えるだけなので、システムの復元のように、「失敗しました」ということがないので、その分気が楽です。
私のPCで、全部のレジストリファイルをエクスポート(バックアップ)したら、165MBで、すぐ完了した。
バックアップおよび Windows のレジストリを復元する方法・・・・・・XPは復元ポイントを作成、vista/7/8はレジストリエディタを使用して、エクスポートする。
レジストリのバックアップ方法 サポート Q&A:トレンドマイクロ
■バックアップツール「ERUNT」(無料)を使用したレジストリのバックアップ(WinXP)
ERUNT - 海外のソフトウェア(フリーウェア-シェアウェア)がダウンロード出来るサイト
【レジストリ復元方法】
Windowsが起動する場合・・・・・・・・・バックアップフォルダ内の[ERDNT.EXE]を実行
Windowsが起動しなくなったとき・・・・回復コンソールで[c:\windows\erdnt\ファイル名>batch erdnt.con]を実行
■SystemStateのバックアップ・・・トラブル時の復旧の成功率が高いのでお勧めです(WinXP Pro)
WinXP
Pro付属の「バックアップまたは復元ウィザード」を起動し、「バックアップユーティリティの詳細モード」を選択し、「バックアップウィザード(詳細)」をクリックします。ここで「システム状態データのみバックアップ」を選択すると、レジストリやブートファイル、COM+
クラス登録データベースなどをまとめてバックアップできます。実際に行ったところ1分46秒かかりました。Backup.bkfというファイル名で保存され、ファイル容量は483MBでした。まだ実際に復元した経験がないので下記のサイトを参考にしてください。
※WinXP Homeでこの「Windows バックアップ ユーティリティ」をインストールする方法は「バックアップ」の項目を参照願います。
<システム状態(System State)のバックアップ・復元方法>
ウィルス対策の前に システムバックアップ
IE の問題を修正する IE がクラッシュする、フリーズする、動作が遅い、ダウンロードが遅い、安定していない・・・
直接ウィルスと関係がなくても、このような現象があれば、修復してください。
パソコンの動きが遅いとか、インターネットにつながりにくいといった場合にはウィルスやスパイウェアーに感染していることも考えられます。必ず事前にスキャンして、駆除しておいてください。
オンラインのウィルススキャン(
Link集に掲載)を積極的に利用しましょう。
不正なソフトウェアが Windows やソフトウェアの不明な動作の原因である場合がある <Microsoftサポート>
【参 考】
ウィルス、スパイウェアーの種類によっては、OSが立ち上がらない、セーフモードでも駆除できない、セキュリティ対策ソフトが動かない、インターネットにつながらないのでアップデートできない、また手持ちのセキュリティ対策ソフトでは検出できない、セキュリティ対策ソフトのアンインストールやインストールが出来ないとか、もう施す手がない最悪の時があります。
このような場合、通常としてはWindowsの再インストールが最も正しい方法ですが、もし別のパソコンを持っているなら、問題パソコンのHDDを取り外して、別パソコンの外付けHDDとしてつないでからウィルス駆除を行なうという方法もあります。
また、「VistaPE」「UBCD4Win」「Knoppix」などのブータブルCDなどを利用して、ウィルススキャンを行なえば、ウィルスを駆除できる場合があります。その他、ブータブルCDとUSBメモリの両方を利用して駆除できる場合もあります。
ウィルス対策ソフトによっては、CD-ROMドライブから起動して、駆除出来るものもあります。
■ハードディスクをチェック
ハードディスクの不良が原因で、パソコンの調子が悪い場合が結構あります。セーフモードでも動きが遅いとか、途中で動きが止まるといった場合には、
HDD本体の故障、不良クラスタ(セクタ)の発生や
ファイルシステムが壊れている可能性が考えられます。
また、Windowsが起動したり、起動しなくなったりする場合には、「Windowsが起動しない」の項目も合わせてご覧ください。
いろいろ修復作業を行なった挙句、結局HDDに問題があったというケースが多々あります。早めにハード面の検査をしておけば、余計な作業をしなくてすむことがあります。余計な作業を行なうと余計に悪くなるし、元に戻りにくくなるからです。
また、画面のエラー表示を見て、ファイルシステムが異常だと判断しても、
必ずメモリも同時に診断した方がいい。本当の原因はメモリ異常にあり、それがファイルシステムの破壊を引き起こしていることもあるからです。
※以下の修復作業を行なう前には、必ずバックアップをとっておいてください。
【解決方法】
- Windows上から、スキャンディスク(Win98/Me)、もしくはディスクのエラーチェック(Win200/XP)を行い、不良セクタやファイルシステム異常の有無を調べ、修復を行う。軽微なエラーは修復されます。
ただ、修復段階で、一部のファイルが削除されることがあります。システムファイルの場合はシステムファイルチェッカーを利用して復元ができます。
- S.M.A.R.T.情報収集ツールを利用すれば、HDDの問題箇所を知ることができます。
S.M.A.R.T.(スマート:Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology System)は、多くのハードディスクが持っている自己診断機能。S.M.A.R.T.から得られる情報を監視することによって、ハードディスクの故障を未然に防げる可能性もある。
<参考ツール> Victoria for Windows、HDDlife、PassMark Diskchekup、EVEREST HomeEdition(日本語、WinXP)等
- 各HDDメーカーは、自社製のハードディスクの診断が行なえる独自のテストツールを用意しています。
そのテストツール専用のブータブルFDやCDを作成し、FDやCD-ROMドライブから起動して、検査を行うことができます。
これらのツールはHDDの問題を分析するのに最も信頼できます。また、独自の修復機能を持ったツールもあります。
まず自分のパソコンに入っているHDDがどこのメーカー製のHDDなのかを調べて、そのメーカーが用意したツールをダウンロードして利用してください。
(メーカー名はデバイスマネージャやBIOSで分かります。ST→Seagate、WD→Western Digital、HD→Samsung等)
【HDDメーカーの専用ツール】
・Seatools for Windows(Seagate)・・・ショートセルフテスト、ロングセルフテスト、ドライブ情報の表示
・Seatools for DOS(Seagate)・・・・・・・FD版とCD(ISO)版がある。Windowsが起動しない時役に立つ
・Feature Tool(日立・IBM)・・・リード/ライトキャッシュの有効/無効、静音/通常の切り替え
・DriveFitnessTest(日立・IBM)・・・クイックテスト、アドバンストテスト、ローレベルフォーマット、S.M.A.R.T有効無効切り替え
・Date LifeGuard Diagnostic for Windows(Western Digital)・・クイック診断、拡張診断、S.M.A.R.T情報、ローレベルフォーマット
・HUTIL(Samsung)・・・ショートテスト、ロングテスト、ローレベルフォーマット、ブートセクタ消去、UltraDMAモード切替
◎ダウンロードサイト:Hard Drive Diagnostics Tools and Utilities (Storage) - TACKtech Corp.
上記作業後も不良セクタが頻繁に発生する場合やテストツールにより発見されたダメージが深刻な場合はHDDの交換が必要。
■メモリをチェック
メモリ不良でも、よく似た症状がでます。「メモリがreadできませんでした」とか、濃いブルーの画面が一瞬出たあと再起動するとか、ブルーのchkdsk画面が何度もでてくるような場合は、メモリ不良が原因の場合があります。
てっきり、HDDが不良だと思い込んでいて、実はメモリ不良が原因だったという苦い経験があります。
メモリの検査は、HDDの検査より先に行なっておく方がいい。メモリ不良だと、パソコンがすぐ落ちてどんな操作も満足に出来ないので、まずメモリを取り替えてから、次の修復作業をおこないましょう。
メモリ不良だと、回復コンソールや再インストール、AcronisTrueImageやブータブルCDなども役に立たない時があります。
「
Memtest86」や「
Windows メモリ診断」(Microsoft)などのツールを利用してメモリの検査を行ってみましょう。
※WindowsVistaには、メモリ診断機能が付いています。方法は下記参照。「システム回復オプション」からも利用できます。
ブータブルCDのUBCDや UBCD4 Win にもメモリ診断ツールが付いています。
<パソコン自作NAVI>
Memtest86+の使い方
<Microsoft>ダウンロード Windows Memory Diagnostic - Windwos メモリ診断ツール
<桜PCのVista講座>
メモリーに問題がないか検査する 【桜PCのVista講座】
物理メモリ(メインメモリ)に異常がなくても、メモリを多く使用するプログラム(例えばウィルス対策ソフトなど)をパソコンにインストールしていると、
物理メモリが相対的に少なくなることがあります。
このこと自体はトラブルというより、パソコンの能力と使い方によるものです。
起動中のプログラムが必要としているメモリが、物理メモリを大幅に超えていると、、パソコンが固まって操作不能になります。
Windows NT/2000/XP/Vista では、物理メモリに収まらないプログラムやデータは、HDDにあるページングファイル(メモリの代わりに使用する)に書き込まれます。つまり、物理メモリからHDDへの退避させたり、逆にHDDから物理メモリへ戻したりと、HDDに対するアクセスが頻繁に行なわれることになります(HDDのアクセスランプが長時間点滅する)。
ところがHDDの読み書き速度はメモリに比べて格段遅い為、パソコンの動作が遅くなってしまうのです。
「CPUの使用率はこんなに低いのに、何でこんなに遅いのだろう」と感じている方、「仮想メモリ」をチェックしてみましょう。
「仮想メモリ」は、「Windowsタスクマネージャ」(Ctrl+Alt+Delete)の「パフォーマンス」タブで確認することが出来ます。
「仮想メモリが不足しています」とか 「仮想メモリの最小値が低すぎます」という警告が表示される場合があります。
仮想メモリは物理メモリとページングファイルで構成されているので、メインメモリかページングファイルの容量を増やす、またはメモリを食うソフトの起動を抑える以外にありません。ただ、ページングファイルを増やしたからといってパソコンが速くなるわけではありません。
なお、WindowsVistaでは、メモリ搭載量が少なくても、「ReadyBoost」対応USBメモリや「ReadyDrive」を用意すれば、高速化が図れます。
パソコンのパフォーマンスはメモリだけでなく、CPUやHDDそしてグラフィックカード、チップセットドライバなどの性能に依存しますが、起動しているプログラムの内容や組み合わせなどからも大きな影響を受けます。一つでも問題があれば全体のパフォーマンスは落ちます。
■ アプリケーションの起動や、ひとつひとつの動作に、以前よりも時間がかかる、パソコンの電源を入れてから、使用できるようになるまでに、時間がかかる場合の一般的な解決策↓
Q&A事例 [8704-6621] - AzbyClub - サポート 富士通
- 普段使わない常駐ソフトを無効にする。メモリを食うソフトを使用しないか軽いソフトに乗り換える。複数のソフトを一度に起動しない。「Windowsタスクマネージャ」(Ctrl+Alt+Delete)の「プロセス」タブの「メモリ使用量」を参考にしてください。
パソコン画面の右下の通知領域(日付などが表示)にたくさんのアイコンが並んでいる場合は特に要注意です。
[Windows XP] パソコンの動作が遅くなりました。
<AzbyClub>Q&A事例 [8704-6621] - AzbyClub - サポート 富士通
- ページングファイルのデフラグメントを実行する
@IT:Windows TIPS -- Tips:ページ・ファイルによるディスクのフラグメントを防止する方法
- 仮想メモリを増やす
[002405]画面右下に「仮想メモリの最小値が低すぎます」と表示される【動画付】
仮想メモリー不足への対処法は?:日経パソコンオンライン
NEC パーソナル商品総合情報サイト 121ware.com サポート情報番号 003255・・・ページングファイルのドライブを変更
- メモリを増設する
お金がかかるが、物理メモリを増やす方法が最も効果的
メモリが不足しているかどうかを判断する方法(Windows 2000/Windows XP)
NEC パーソナル商品総合情報サイト 121ware.com サポート情報番号 003929・・・物理メモリとコミットチャージ
私のパソコンは、インターネットでホームページを見ている時、コミットチャージ合計は303,472KBで物理メモリ合計の261,100KBをいつも上回っていますが、何のストレスもなく軽快です。ところが、ホームページビルダーだけを起動すると、コミットチャージ合計は335,520KBとなり動作は少し遅くなります。上回ったらダメということではなく、大幅に上回ると遅くなるようです。
起動時にパソコンが立ち上がるまで時間がかかる場合
これは、起動中にバックグラウンドでセキュリティ対策ソフト関連のアップデートやWindows Update、プロバイダからのIPアドレスの取得などが自動的に開始される為に通信の時間がかかるとか、常駐ソフト(特にウィルス対策ソフトは時間がかかる)が起動するまでに時間がかかるとか、によるものが殆どです。また、WindowsDefenderやその他のセキュリティソフトのスキャンが既に開始している場合もあります。(セーフモードで起動しても大変な時間がかかる場合は、重大なトラブルが発生しています)
「Windowsタスクマネージャ」(Ctrl+Alt+Delete)の「プロセス」タブのCPU使用率を見れば、どのプログラムが現在動いているか分かります。全部起動し終わった状態の時には、通常CPU使用率は0%~3%程度に落ち着くはずです。
ちなみに私のDELLパソコン(WinXPpro、メモリ256MB、CPU2.4GH-Pentium4、ADSL-12Mb)では、電源を入れてからCPU使用率が0%に落ち着くまでの時間は、4分20秒かかります。ログオン画面まで50秒、デスクトップ画面全体が表示されるまで1分30秒です。最近少し遅くなってきたので、何とか3分台を目指して調整したいと思っています。
完全に起動し終わる(落ち着く)までに5分以上かかるような方は、下記の【参考】や上記【解決方法】により改善できるかもしれません。改善できない場合は、どのプログラムに問題があるのか個別に調べる必要があります。ただ、CPU等のハード面やその他の環境を変更しないと改善が困難な場合もあります。
【参考】
・Windowsの起動が遅い場合の対処方法
<121ware>
NEC パーソナル商品総合情報サイト 121ware.com サポート情報番号 002593
・Windowsの起動が遅くなりました。
<AzbyClub>
Q&A事例 [7703-9913] - AzbyClub - サポート 富士通
「システム構成ユーティリティ」で「スタートアップ」や「Microsoftサービス以外のサービス」を無効にしてみて、問題が起きるかどうかを試してみる。
修復できたら、元に戻します。
セーフモードはクリーンブートよりも少ないドライバと少ないファイルしか読み込まない最小限の起動です。クリーンブートで問題が起きる場合でも、セーフモードでは問題が起きないということもあります。
セーフモードで問題が起きないなら、セーフモード時に読み込まれなかったプログラムでクリーンブート時に読み込まれたプログラムの中に原因があるということになりますが、実際に原因を特定するのは、簡単ではない。
拡張オプションメニューの「ブートログの作成を有効にする」を選択して起動後「ntbtlog.txt」を参照して、どのドライバやサービスが読み込まれた(読み込まれなかった)かを調べる方法もあります。
問題の原因が
コアWindowsシステム自体にあるのか、
Windowsに読み込まれるプログラムにあるのかを特定する方法
[HOWTO] Windows XP で高度なクリーン ブート トラブルシューティングを実行する <MS技術>
セーフモードでも同じ問題が生じる場合は、システムファイルの破損、HDD関連、メモリに問題がある場合が多い。
システムファイルが破損しているか調べるには「システムファイルチェッカー」(Meにはない)を利用するといいでしょう。また「レジストリの復元」(Win98/Me)、「システムの復元」(WinMe/XP)や「回復コンソール」(WinXP)を利用すると回復する場合があります。それでもよくならない場合には、WindowsのインストールCDがあれば、上書きインストールを行うという手もあります。
WordやExcelなどの個別のプログラムの動作がおかしい時などは、試しに
別のアカウント名から入り(または新しく作成し)、同じ操作をして問題が起きるかどうかをみてみる方法があります。問題が起きなければプログラム自体には問題がないので、そのプログラムの該当ユーザーのレジストリ部分だけを修復すれば直るというケースもあります。つい最近、Wordで画像を扱っている時、「文字の折り返し」を「外周」に設定しているのに文字が折り返しされません。生徒さんに「文字の折り返し」を教えているときだったので大変あわてました。別のアカウンでは異常がなかったので該当ユーザーのレジストリ部分を削除したら直りました。
<MS技術>
[WD2000] Word が正しく動作しない場合
エラーメッセージが表示されても意味不明な場合が多い。しかし、意味不明でもこのメッセージを紙に書き留めておかれることをおすすめいたします。
後から検索して調べるのに大変役に立ちますし、誰かにサポートを受ける場合にも役に立ちます。 下記を参照願います。(「システムが不安定」以外のエラーメッセージも含まれます)
ドライバの不具合がシステムを不安定にする場合が多い。最悪、Windowsが起動しなくなることもあります。
クリーンブートで不安定が解消するか試す。解消しなければSafeモードで解消するか試す。
「コントロールパネル」の「システム」アイコンをクリックし「システムのプロパティ」の「ハードウェア」タブから「デバイスマネージャ」をクリックして画面を表示する。
通常(セーフモード以外)、
今、接続されていない機器は一部(非plug&play)しか
画面に表示されないので注意。
【参 考】
現在接続していないデバイスのドライバーを画面に表示するには、環境変数を変える必要があります。
- スタートメニューで「すべてのプログラム」の「アクセサリ」にある「コマンドプロンプト」を起動する。
- 「set devmgr_show_nonpresent_devices=1」と入力してEnterキーを押しします
- 続いて「start devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します
- デバイスマネージャーを起動して「表示」メニューから「非表示のデバイスの表示」を選択すると表示されます。
■周辺機器をパソコンが正しく認識しているか確認する
あるデバイスに下記の
「!」「?」「×」マークが付いていれば接続機器に何らかの異常があり
動作していないことを示しています。また、マークが付いていなくても、パソコンが間違って認識し、異なるデバイス名を表示する場合があるのでよく確認する必要があります。
- 「?」はWindowsがデバイスの種類を判別できないことを示しています。不明なデバイスと表示される。
- 「!」はりソースの割り当てなどに問題があることを示しています。
デバイスマネージャのデバイス項目に「!」マークが付いている場合の対処法
NEC パーソナル商品総合情報サイト 121ware.com サポート情報番号 005249
- 「×」はデバイスが使用不可の状態にあることを示しています。無効にしたデバイスを右クリックすると「有効」になります。
デバイスに何らかの問題があり、システムに悪影響を与える場合などは、そのデバイスを右クリックから「無効(使用禁止)」を選択し強制的に「×」マークをつけることにより問題を解決できる場合があります。
※私の経験ですが、インストールに失敗していないのに、USB機器がある時は正しく認識されたり、ある時は不明なデバイスで表示されたりする場合があります。ドライバが動いたり動かなかったり本当に厄介です。そのUSB機器がWindowsのバージョンに対応しているかまず確認してください。デバイス自体の問題なのか、BIOSのPlug&Playに問題、パソコンの接続コネクタに問題、OS側のPlug&Playに問題、常駐ソフトが邪魔をしているのかよく分からない時があります。メーカーのホームページで最新のドライバやファームウェアーをダウンロードしても解決しない場合は、メーカーに直接確認されることをおすすめします。
シグマA・P・Oシステム販売株式会社【USB機器が誤認識した場合の対処法】
例えば、USB機器を動かすには下記の3つのタイプがあります。よく失敗するのは2.のタイプです。
- Windowsシステムに標準でドライバを持っているタイプ・・・・・インストール不要。つなぐだけでいいタイプ。
- USB機器を接続する前にドライバをセットアップするタイプ・・・・・必ずつなぐ前に、ドライバをインストールするタイプ。
- USB機器を接続して新しいハードウェアとしてシステムに検出させるタイプ
下記のサイトで、「
Safe モードで起動した際に読み込まれなかったデバイスおよびサービスを確認します。」が参考になります。
<参考:MS技術>
コンピュータの電源が切れない場合の対処方法
システム起動時に実際に読み込まれるファイルは、「Windows拡張オプションメニュー」から「
ブートのログ作成を有効にする」を選択して再起動すると、C\Windowsに「ntbtlog.txt」として保存されているので内容を確認できます。
署名のないドライバを確認するには、「ファイル名を指定して実行」で、「sigverif」と指定して実行。「開始」ボタンをクリックすると署名の確認が実行され、署名なしのドライバファイルの一覧が表示されます。
フリーツール
DriverWalker・・・・ドライバの構成や起動時の読み込み順が確認できる。
ドライバの構成
.sys・・・ドライバの本体
.inf・・・・セットアップ情報ファイルでファイルのコピー先やレジストリ設定情報が入っている
.cat・・・カタログファイルでマイクロソフトの動作テストに合格したことを示すデジタル署名が格納されている。
この他に、.dllや.exeなどの拡張子を持つ機能を補助するためのプログラムや設定ツール・ヘルプファイルなどが含まれていることもある。
【WinXP】
新しいドライバが必ずいい結果をもたらすとは限りません。
- ドライバの更新(アップデート)をしてシステムが不安定になった時には以前のドライバに戻すと直ることがあります。デバイスマネージャより該当デバイスをダブルクリックし「ドライバ」タブで「ドライバのロールバック」をクリックすると以前のドライバに戻すことが可能です。ただしプリンタのドライバは「ドライバのロールバック」は利用できません。
- 「システムの復元」を利用して戻す方法が一番安全です。ただ、「システムの復元」の「復元ポイント」が更新時に作成されていないともっと前の日付で復元することになるのでその間の設定変更・インストールしたプログラムまでも削除されます。万一、復元後に困ったことになったら、すぐに「復元の取り消し」を行いましょう。
- 更新後、セーフモード以外でWinsowsが起動しなくなった場合の時だけ、「前回正常起動時の構成」を起動して古いのドライバに戻すことができます。この方法は一度でも通常の起動ができてしまったら使えません。
<MS技術>
[HOW TO] ドライバのロール バック機能を使用して、以前のバージョンのデバイス ドライバを復元する方法
<MS技術>
Windows XP でシステムのドライバを更新した後のトラブルシューティング方法
<デバイス・ドライバをロールバックして以前の状態に戻す>
@IT:Windows TIPS -- Tips:デバイス・ドライバをロールバックして以前の状態に戻す
【Win98/Me】
「ドライバのロールバック」機能が無い為、更新後のドライバを削除してから通常のドライバのインストール手順で古いドライバを再インストールし直さなければならない。
【ドライバの削除】
デバイスのプロパティの「ドライバ」タブで「削除」ボタンをクリックしてドライバの削除をしてもここで削除されるのはレジストリ情報のみでドライバファイルは削除されない為、また自動的に復活する可能性が大。「プログラムの追加と削除」でアンインストールする。できない場合はC:\Windows\INFフォルダから該当のINFファイルを削除する。
周辺機器を利用する時には最新バージョンのドライバやファームウェアーをメーカーのホームページからダウンロードしてインストールすると不具合が直る場合があります。
逆に余計悪くなった場合はロールバックしてください。
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システム情報」から左の「コンポーネント」欄をクリックして「問題のあるデバイス」を表示する(デバイスマネージャーで調べるのと同じことです)。
場合によりメーカーのHPから最新のドライバ・モジュールを入手することが必要になるかもしれません。
スキャンディスク(Win98/Me)、ディスクのエラーチェック(Win2000/XP)で不良セクタやファイルシステムに異常がないか調べます。
不良セクタやファイルシステム異常が発生している状態で、デフラグを行うと余計におかしくなるので注意が必要です。
【Win98/Me】
「マイコンピュータ」アイコンをダブルクリック→「Cドライブ」を右クリックして「プロパティ」をクリック。
「ツール」タブをクリックし、「エラーチェック」をクリックして「OK]」。又は「MS-DOS」モードで「scandisk c:/surface」を実行
■「ディスクのエラーチェック」の操作方法 (WinXP)
「スタート」→「マイコンピュータ」をクリックし、「ローカルコンピュータ(C)」を右クリックし「プロパティ」を選択。「ツール」タブから「エラーチェック」で下記
b.の「不良セクタをスキャンし、回復する」にチェックを入れて「OK」。
エラーチェックの結果は、イベント ビューアのアプリケーション ログに記録されます。
Windowsが起動したら、[マイコンピュータ]を右クリックして[管理]を選択してください。[コンピュータの管理]画面が表示されるので、[イベントビューア] - [アプリケーション]を選択します。
右側にログの一覧が表示されるので、ソース欄に[Winlogon]と表示されている最新のログをダブルクリックして表示させます。
- ファイル システム エラーを自動的に修復する (論理的エラーの修復)
通常使用しているファイルの状態のみをチェックし、エラーが発見された場合は自動的に修復します。比較的短時間にチェックすることができます。再起動を要求されるので「はい」をクリックして再起動します。
こちらは不良セクタがないと分かっているときだけに利用します。
- 不良セクタをスキャンし、回復する (物理的エラーを修復。通常はこちらにチェックを入れる。フェーズ1~フェーズ4)
通常使用しているファイルだけでなく、未使用のファイルなどを含めたディスク全体の状態をチェックし、修復します。チェックするのに、多少時間がかかります。こちらを選択するとファイルシステムエラーの修復も同時に行いますので、上の「ファイルシステム エラーを自動的に修復する」のチェックは不要です。
もし不良セクタが発見された場合は、その部分にマークをつけ今後使用されないようにします。不良セクタが生き返るわけではありません。これでも調子が悪い場合は、【参考】または②のchkdskコマンドプロンプトでの実行が役立つかもしれません。
【参考】
ディスクのチェックを行なっても、不良セクタがなくならないので困る場合があります。
そういった場合には、バックアップをまず行ってから、各ハードディスクメーカーで用意しているテストツールを利用されることをお勧めします。
ハードディスクのテストツールを利用すると、どの程度悪いのかが分かるので、修復可能か買い換えるべきかの目安をつけることが出来ます。
ただ、不良セクタを一時的に修復できても、その後すぐに再発するような場合は、いさぎよく諦めましょう。
最後の手段として、ダメもとで「物理フォーマット」を行うという手もあります。それにより不良セクタを予備のセクタに代替するなどして修復できる可能性も僅かに残っていますが、大変な時間がかかります。データはすべて消えてしまいます。
ハードディスクの先端だけを短時間に物理フォーマットできるツールもあります。
Seagateの「SeaTools Desktop」は、不良セクタを検出すると、修復できる範囲のものについては「不良セクタを予備セクタに代替しますか」と聞いてきます。うまくいけば代替処理により、不良セクタは見かけ上、なくなります。
しかし、不良セクタが大量に発生する場合は、代替処理も困難なので、ハードディスクを買い換える以外にありません。
現在、「SeaTools Desktop」は、「Seagate SeaTools」に置き換わった為、ダウンロードできません。
私にとっては、前の「SeaTools Desktop」の方が便利なので、ブータブルCDにして大事に利用していますが。
■コマンドプロンプトを起動して、chkdskコマンドを使ってエラーチェックを行なうには
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」から、まず「>chkdsk c:」でエラーがあるかどうかを調べます。もしエラーがあれば、「>chkdsk
c: /f」とか 「>chkdsk c: /r」 などオプションつきでを実行して修復します。ただしCドライブの場合、ドライブをロックできないので、「ボリュームが別のプロセスで・・・・・・・(Y/N)?」と表示されます。「y」を押して「enter」キーを押します。
chkdskでも直らない場合もあります。ハードディスクにカリカリといった変な音がでるような場合は、chkdskを行うと、かえって悪化することもあります。そのような場合はバックアップを先に行ってください。
<chkdskのステージの種類>
CHKDSK is verifying files (stage 1 of 5)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイルの検査
CHKDSK is verifying indexes (stage 2 of 5)・・・・・・・・・・・・・・・・インデックスの検査
CHKDSK is verifying security descriptors (stage 3 of 5)・・・・・・セキュリティ記述子の検査
CHKDSK is verifying filedata(stage 4 of 5)・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイルデータの検査
CHKDSK is verifying free space (stage 5 of 5)・・・・・・・・・・・・・・空き領域の検査
- >chkdsk c: (stage1~stage3)
cドライブの状態が短時間に表示され、ファイルシステムの異常や不良セクタの有無が分かります。ただし修復は行いません。エラーが表示された時だけ、そのエラーの種類により、引き続き下記の「chkdsk c: /f」、または「chkdsk c: /r」 を行います。
エプソンダイレクト サポート情報検索:「Windows 2000- XP Home Edition- XP Professional:「CHKDSK」コマンドを実行すると、「ファイル
システムに問題が見つかりました。」と表示される」
- >chkdsk c: /f (stage1~stage3)
cドライブのファイルシステムを修復します。ディスクはロックされます。chkdsk
がドライブをロックできない場合は、次にコンピュータを再起動したときにドライブを検査するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
- >chkdsk c: /r (stage1~stage5)・・・・・回復コンソールでも、よく使用するコマンドです。
cドライブの物理的エラーを修復します。長い時間をかけて、不良セクタの場所が突き止められ、読み取り可能な情報を回復します。ディスクはロックされます。Cドライブの場合、再起動が必要となります。「不良セクタをスキャンし回復する」(stage1~stage4)にチェックを入れる方法より、「chkdsk
c: /r」(回復コンソールでも可能)を行った方が、なんとなくパソコンの調子がよくなった感じがするのは私の錯覚でしょうか。
【参 考】
chkntfsコマンド・・・・コンピュータが起動したときにファイル アロケーション テーブル (FAT)、FAT32、または NTFS のボリュームに対して自動システム確認を実行するようにスケジュール設定されているかどうかを表示または指定します。
調子の悪い外付けハードディスク f ドライブ(FAT32)に対し、下記の通りchkdsk を実行してみました。ファイルシステムには異常がなかったのですが、やはり不良セクタが発生していました。そのため、引き続き「chkdsk
f: /r」を実行しましたが、不良セクタはなくなりません。
磁気的な原因による不良セクタは物理フォーマットや特別なツールを利用すると回復できる可能性が高いようですが、今回は物理フォーマットを行わずに、Seagateの「
SeaTools Desktop」を利用して、発見された不良セクタを予備のセクタに代替する処置を行ったところ、うまくいきました。現在のところ不良セクタは発生していません。
- Microsoft Windows XP [Version 5.1.2600]
(C) Copyright 1985-2001 Microsoft Corp.
C:\Documents and Settings\xxxxx>chkdsk f:
ファイル システムの種類は FAT32 です。
ボリューム シリアル番号は 3232-1009 です
ファイルとフォルダを検査しています...
ファイルとフォルダの検査を完了しました。
ファイル システムのチェックが終了しました。問題は見つかりませんでした。
39,068,512 KB : 全ディスク領域
671,392 KB : 612 個の隠しファイル
49,312 KB : 1,527 個のフォルダ
7,361,984 KB : 31,923 個のファイル
2,624 KB : 不良セクタ
30,983,168 KB : 使用可能ディスク領域
32,768 バイト : アロケーション ユニット サイズ
1,220,891 個 : 全アロケーション ユニット
968,224 個 : 利用可能アロケーション ユニット
-
- Microsoft Windows XP [Version 5.1.2600]
(C) Copyright 1985-2001 Microsoft Corp.
C:\Documents and Settings\xxxxx>chkdsk f: /r
ファイル システムの種類は FAT32 です。
ボリューム シリアル番号は 0067-A822 です
ファイルとフォルダを検査しています...
ファイルとフォルダの検査を完了しました。
空き領域を検査しています...
空き領域の検査が終了しました。
ファイル システムのチェックが終了しました。問題は見つかりませんでした。
39,050,960 KB : 全ディスク領域
32 KB : 不良セクタ
39,050,912 KB : 使用可能ディスク領域
16,384 バイト : アロケーション ユニット サイズ
2,440,685 個 : 全アロケーション ユニット
2,440,682 個 : 利用可能アロケーション ユニット
C:\Documents and Settings\xxxxx>chkdsk f:
ファイル システムの種類は FAT32 です。
ボリューム シリアル番号は 0067-A822 です
ファイルとフォルダを検査しています...
ファイルとフォルダの検査を完了しました。
ファイル システムのチェックが終了しました。問題は見つかりませんでした。
39,050,960 KB : 全ディスク領域
32 KB : 不良セクタ
39,050,912 KB : 使用可能ディスク領域
16,384 バイト : アロケーション ユニット サイズ
2,440,685 個 : 全アロケーション ユニット
2,440,682 個 : 利用可能アロケーション ユニット
C:\Documents and Settings\xxxxx>
■ハードディスク関連のエラーメッセージ
<MS技術>
破損したデータまたは物理的な損傷によりハード ディスク エラーが発生する
■HD関連サイト
FATまたはFAT32でフォーマットされたパーティションをNTFSに変換するには,CONVERT.EXEコマンドを使用する(データはそのまま残ります)
<MS技術>
Convert.exe を使用してパーティションを NTFS ファイル システムに変換する方法
<ITpro>
FAT32でフォーマットしたパーティションをNTFSに変換したい:ITpro
<MS技術>
ハード ディスクのエラーを修復してみよう
Windows XPでスキャンディスク(ディスクのエラーチェック)を行う方法
NEC パーソナル商品総合情報サイト 121ware.com サポート情報番号 003307
Windows XP
パソコンで、ディスクのエラーチェックを行う際に、チェックディスクのオプションを両方ともオンにして実行すると、異常に時間がかかる場合について
NEC パーソナル商品総合情報サイト 121ware.com サポート情報番号 005116
<MS技術>
Stop 0x00000024 エラーが表示される場合の対処方法
<IBM>
Windows XP - 起動時に毎回チェックディスクが起動してしまう場合の対処法
■HDの検査・修復ツール関連サイト
Seagate Seatools Desktopのダウンロードと使い方
Arcbrain Inc - ハードディスク物理検査ツール『SeaTools Desktop』の使用方法
<Feeder Service>
データ復旧用ソフト・ハードディスク検査ツール紹介
<shattered>
ハードディスク(HDD)の診断 修復 データ消去 - ハードディスク メンテナンス
<shattered>
ハードディスク(HDD)診断 物理フォーマット ツール(ソフト)
システムファイルチェッカーで修復できない時、WindowsのCD-ROMがあれば、とりあえずWindowsの上書きインストールを行うと、データを保持しながらシステムだけを入れ直して修復できる場合があります
これでダメならクリーンインストールが必要なケースもあります。
【Win98/SE】
「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行」→ 「
sfc」と入力して起動する
(WindowsのインストールCD又はインストールファイルの存在場所を聞かれる場合がありますので、CDを手元に用意して置いてください。または、C:\windows\options\cabsを指定してください。)
システムファイルチェッカーの使用方法
Support.Jp.Dell.Com - Q&A詳細情報
Win98のシステムファイルチェッカーを実行すると、「USER.EXE が壊れている可能性がある」というエラーメッセージが表示される
Q&A事例 [0803-3855] - AzbyClub - サポート 富士通
【WinMe】
システムファイルの抽出機能は WinMeでは「システム設定ユーティリティ(msconfig)」 に統合されました。
Win98のようなシステムファイルチェッカーはありません。
WinMeでWin98環境で利用していたシステムファイルチェッカー機能を利用する方法
NEC パーソナル商品総合情報サイト 121ware.com サポート情報番号 001614
「システム ファイルチェッカー」で ファイル名を指定して元のファイルに復元する方法
NEC パーソナル商品総合情報サイト 121ware.com サポート情報番号 002979
【WinXP】
「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行」→「
sfc /scannow」と入力して起動する
(WindowsのインストールCD又はインストールファイルの存在場所を聞かれる場合がありますので、CDを手元に用意して置いてください。インストールCDがないOEMパソコンの場合はC:\i386等を指定してください。)
Home Editionであるにもかかわらず、ProfessionalのCDを入れるよう要求されることがあります。これは、sfc /scannow実行前にHomeのディスクを挿入していないためです。実行前にドライブにWindows
XP Homeのディスクを入れて実行してください。
【WinVista】
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行を選択」
コマンドプロンプト画面で、
c:\windows\system32<sfc /scannow と入力して「Enter」
※CD-ROMを用意するのは面倒な場合、、下記フォルダをハードディスクにコピーしておき、場所を聞かれたらこのフォルダを指定する。既にハードディスクにある場合は不要です。ハードディスクに余裕がある場合のみ行ってください。。
- WinCD-ROMを開いて、Windows 98なら 「Win98」、Meなら「[Win9x」、2000/XP なら「I386」フォルダをHDDにコピーする。
- [スタート] - [ファイル名を指定して実行] - [regedit] と入力して、「OK」をクリックする。
- レジストリエディタが起動したら、 [HKEY_LOCAL_MACHINE \ Software \ Microsoft \ Windows \
CurrentVersion \ Setup] を開く。
- 右ウィンドウにある [SoucePath] をダブルクリックして、 [値のデータ] に先ほどコピーしたフォルダのパスを入力する。
■Windows ファイル保護 (WFP)とは
Windows ファイル保護 (WFP) は、プログラムによって重要な Windows システム ファイルが置き換えられないように保護します。これらのファイルはオペレーティング
システムや他のプログラムによって使用されるため、プログラムで上書きされないようにする必要があります。これらのファイルを保護することによって、プログラムとオペレーティング
システムの問題を防ぎます。
WFP は Windows の一部としてインストールされる重要なシステム ファイル (.dll、.exe、.ocx、および .sys 拡張子の付いたファイルや特定の
True Type フォントなど) を保護します。WFP は、保護されたシステム ファイルが正しいマイクロソフトのバージョンであるかどうかを確認するために、コード署名により生成されるファイル署名とカタログ
ファイルを使用します。<下記MS技術より抜粋>
しかし、この保護機能は完全ではなく、場合によってはシステムファイルが改変されても、元に戻らないことがあります。
WindowsVistaでは、WFPはWRF(Windows Resources Protection)に代わりました。DllCacheフォルダもありません。
・保護されたシステム ファイルの置き換えは、次のメカニズムを使用した場合にのみサポートされます。
- Update.exe を使用した Windows Service Pack のインストール
- Hotfix.exe または Update.exe を使用した修正プログラムのインストール
- Winnt32.exe を使用したオペレーティング システムのアップグレード
- Windows Update
・WFP では次の場所を記載されている順に検索して、正しいファイルを見つけます。
- キャッシュ フォルダ (デフォルトでは %systemroot%\system32\dllcache)
- ネットワーク インストール パス (システムがネットワーク インストールを使用してインストールされた場合)
- Windows CD-ROM (システムが CD-ROM からインストールされた場合)
<MS技術>Windows ファイル保護機能について
<MS技術>起動時に Windows ファイル保護エラー が表示される場合の対処方法
<MS技術>Windows XP および Windows Server 2003 のシステム ファイル チェッカー (Sfc.exe) について
Windows XP で、一時的にシステム ファイル保護機能を無効にする方法
<DELL>Support.Jp.Dell.Com - Q&A詳細情報
不要ファイルでなくても、例えば写真の画像を「マイピクチャー」に溜め込みすぎたりして、Cドライブの空き容量が少なくなると、パソコンを不安定にさせます。Dドライブを全く利用していない方が多い。
Dドライブがあること自体認識していない方もあります。
【参考】
「マイ ドキュメント」を「D ドライブ」へ移す手順は下記を参考にしてください。
<121Ware>
121ware.com 121サポータる ・・・・・・・「標準に戻す」ボタンでCドライブに戻すことも可能。
「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「ディスククリーンアップ」をクリックします。「ディスククリーンアップ」タブから削除ファイルにチェックを入れ「OK」ボタンを押すと実行されます。高性能なツールを買わなくてもこれで十分かも。
「ディスククリーンアップ」「ディスクのエラーチェック」「デフラグ」はパソコンメンテの三種の神器。
■ディスク クリーンアップは次の目的に使用します。
※コンピュータを毎日使用している方は、このユーティリティを週1 回実行するようにマイクロソフトは勧めている
- インターネット一時ファイルを削除します。
<場所:c:\documents and settings\[ユーザー名]\local settings\Temporary Internet
Files>
- ダウンロードされたプログラム ファイル (Microsoft ActiveX コントロールや Java アプレットなど) を削除します。
<場所:c:\windows\Download Program Files>
- ごみ箱を空にします。
- Windows の一時ファイルを削除します。<c:\windows\temp>・・・・・システム環境変数
- 使用しないオプションの Windows コンポーネントを削除します。
- 使用しなくなったインストール済みのプログラムを削除します
- 古いファイルの圧縮・・・50日間アクセスされていないファイルを圧縮するもので、削除ではありません。
「詳細オプション」タブを利用して削除できるもの
- 使用していないWindowsコンポーネント・・・・「コンポーネントウィザード」が起動
- 使用していないプログラム・・・・・・・・・・・・・・「プログラムの追加と削除」が起動
- システムの復元の古いファイル・・・・・・・最新のもの以外はすべて削除できるので大変便利!
<MS技術>
Windows XP のディスク クリーンアップ ツールについて
Windows TIPS -- Tips:ディスク・クリーンアップ・ツールを定期的に実施してディスクの無駄を省
一時ファイル(TEMPファイル)について
- アプリケーションによってはインストール時に必要なファイルを一時フォルダに展開するものや実行時に一時フォルダを作るものがあります。アプリケーションのインストールがうまくいかない場合、この一時フォルダに残ったファイルが原因となる場合がある。中身を削除して再度インストールするとうまくいく場合があります。
使用中のファイルは削除できないので、削除する場合は、すべてのソフトを終了させてから行いましょう。
- 一時ファイルはウィルスがよく利用しますのでクリーンアップを行うことはセキュリティの面からみても望ましいことです。
- 一時ファイルの場所はC:\Windows\temp(tmp)、C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\TEMP(TMP)のほかにアプリケーションによっては、C:\TEMPなどのパスを利用するものもあります。
Tempフォルダ(一時フォルダ)内のファイルを削除してもよいですか?
NEC パーソナル商品総合情報サイト 121ware.com サポート情報番号 007498
「%TEMP%」とは、Windowsにはいろいろなプログラムが動作したり、アプリケーションのインストール時などに一時的に作成するファイルの置き場所として使われるフォルダを指します。使用のOSによって場所が異なるため、一般情報として「
%TEMP%」と表記されます。
標準のディレクトリは以下の通りです。
<ユーザー環境変数>
Windowsバージョン |
フォルダの場所(パス |
Windows 98/98SE/Me |
C:\Windows\Temp |
Windows NT |
C:\Profiles\<ユーザ名>\TEMP |
Windows 2000 Professional |
C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\TEMP |
Windows XP
( Home Edition/Professional
) |
C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\TEMP |
特定のソフトをインストールした為に不安定になった場合に行う。「スタート」メニューからプログラムを削除する
基本的に「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」から該当のソフト欄の「~をアンインストール」を選択して削除を行う。
「~をアンインストール」の項目がない場合は「スタート」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」で削除する。
ソフトメーカーのホームページでアップデータが配布されていないか確認する。アップデートによりソフトの不具合が直る場合もあります。
レジストリの再構築(修復・最適化)を行う
レジストリの保存、復元方法、編集方法が記載されています。
<MS技術>
Microsoft Windows レジストリの説明
コマンドライン |
説 明 |
再起動の必要性 |
scanreg /restore |
日付と時間に基づいてレジストリ バックアップの一覧から選択し、選択したバックアップにレジストリを復元できます。 |
必要 |
scanreg /fix |
レジストリの内部データ構造の破損を修復し、圧縮します。 |
必要 |
scanreg /opt |
レジストリから余分な空き領域を削除します。レジストリ ファイルに 500 KB
を超える余分な空き領域が検出された場合、スタートアップ中に自動的に実行されます。 |
不要 |
【Win98】
MD-DOSモードで「c:\windows>scanreg /fix 」と入力し「Enter」キーでレジストリの修復ができる。/の前には<半角スペース>を入れることを忘れずに。つづいて「c:\windows>scanreg
/opt」と入力し「Enter」キーで最適化ができる。
【WinMe】
「ファイル名を指定して実行」画面で「scanregw /fix」と入力。その後「scanregw /fix/opt」で未使用領域を削除
【WinXP】
scanreg機能は無い。フリーソフト
「NTREGOPT」等を利用する。
レジストリの変更でカスタマイズしている場合、「
窓の手」を使い「Windows標準設定」に戻すと、たまに不具合が直る場合がある。
いろんな雑誌を参考にカスタマイズしまくっている方は逆に悪くなっていいるケースが多いように思えます。一度標準に戻されてはいかがでしょうか。変更しても元に戻せない方が多い。熟練者以外は雑誌を当てにしないで、パソコンはできるだけシンプルに使うことをお勧めします。何をカスタマイズしたか、どうしたら戻せるかを思い出せない方は、あまり変更しないほうがいいと思います。
その他レジストリ関連ツール
EasyCleaner・・・・・・・・・・・・・・・不要なレジストリやファイルなどを削除するツール
Regmon・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・レジストリ監視ツール
RegSeeker・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無効なレジストリ削除ツール
TweakNow RegCleaner・・・・・・・・無効なレジストリエントリの検索と削除ツール
Reacent Files Cleaner・・・・・・・・・レジストリに残った不要な履歴を消去
NETREGOPT・・・・・・・・・・・・・・・レジストリ最適化ツール
仮想メモリが肥大化したり、不足したりすると、パソコンの動作が遅くなる。メモリの増設が一番いい方法ですが、下記のような対処の仕方もある。
スワップファイルとは、物理メモリが不足したときにHDDの一部をメモリとして利用するファイルのこと。フリーズなどでWindowsが異常終了したときはスワップファイル内のデータが正常に消去されないため、どんどんサイズが肥大化してWindowsが不安定になる原因となる。
削除の仕方は、MS-Dosモードで「c:\windows>del win386.swp」と入力して「Enter」キーを押す。再起動するとスワップファイルが自動的に作成されるので心配要りません。
デフラグは、必ずエラーチェック(chkdsk)やディスククリーンアップを行なってから行なうようにしましょう。
不良クラスタがあると余計に悪くなる可能性があります。
<マイクロソフト>
コンピュータのパフォーマンスを向上させる 4 つの方法
ディスクの断片化は、システムの全体的なパフォーマンスを低下させます。 ファイルが断片化すると、ファイルを開いて継ぎ合わせ、1 つに戻すときに、コンピュータがハード
ディスクを検索する必要があります。 応答時間が大幅に長くなる可能性があります。
ディスク デフラグ ツールは、コンピュータのハード ディスク上で断片化されているファイルとフォルダをまとめて整理し、それぞれがディスク上の 1
つの領域を占めるようにする Windows のユーティリティです。 ファイルが端から端まで、断片化しないで整然と格納されていると、ディスクに対する読み込みと書き込みが高速化されます。<以上マイクロソフト>
<MS技術>
ハード ディスクを最適化してみよう
「スタート」→「アクセサリ」→「システムツール」→「ディスクデフラグ」からチェックしたいドライブを選択して「分析」ボタンを押すと、デフラグする必要があるかどうかを調べる作業が始まる。必要ならば実行。
Safeモードで行うとスムーズにできます。(Windows XPのロゴが表示される前にF8キーを押す)
定期的に (理想的には月に 1 回) ディスク デフラグ ツールを実行することに加えて、ある種のできごとが生じた場合も、月 1 回の実施とは別に、このユーティリティを実行ことをお勧めします。次の状況ではデフラグを実行する必要があります。
- 大量のファイルを追加した。
- 空きディスク容量が 15 % に近づいた。
- 新しいプログラムや新しいバージョンの Windows をインストールした。
システムリソースとは、Windowsのシステムが使用するメモリで特別な管理領域(物理メモリ内)にあります。
Win98/Meの場合は、物理メモリがたくさんあっても、このリソースは64KBしかありません。たくさんのアプリケーションを起動すると不安定になりフリーズすることがあります。
Windows.FAQ - システムリソースって何?
WinXPの場合は初期設定でリソースは3MB用意されており、足りなくなることはありません。それゆえリソース不足で悩むことはありません。しかし、物理メモリが少ないと動きは遅くなります。
例えば「Norton Internet Security2006」ではパソコンに最低300MHz 以上のプロセッサと256MB 以上のメモリを要求しますので、メモリが256MB以下のパソコンにインストールすると、ガクッと遅くなります。
作業中にOSやアプリケーションの画面表示や反応が遅くなるのは、殆どの場合、CPUやメモリに大きな負荷がかかっていることが原因です。タスクマネージャーの「プロセス」タブで「cpu」や「メモリ」の数値の高いプロセスを調べ原因を究明します。
よくあるのはプロセスタブで、
svchost.exeのCPU使用率が100%の状態になり、パソコンが固まってしまうケースです。
殆ど
WindowsUpdateがらみですが、ウィルスに感染している場合にも同じことが起きる場合があるので注意が必要です。
<MS技術>
パソコン用語 - タスク マネージャとは
<Gigazine>
「svchost.exe」の正体を探る - GIGAZINE
「
svchost cpu 100%」でLive Serch検索をすると→検索結果・・・・この中のどれかに起因すると思われます。
※ウィルスやスパイウェアーが入っていないかどうか必ず調べておいてください。
「スタート」→「全てのプログラム」→「スタートアップ」から登録されているプログラムを調べる。 スタートアップフォルダ内で使用しないものは削除します。
■WinXPの場合
[ファイル名を指定して実行]をクリックして、[名前]ボックスにmsconfigと入力して「システム構成ユーティリティ」を起動し、「スタートアップ」タブで不要な「スタートアップ項目」のチェックをはずします。
「システム構成ユーティリティ」を起動する方法
NEC パーソナル商品総合情報サイト 121ware.com サポート情報番号 003528
<MS技術>
Windows XP でシステム構成ユーティリティを使用してトラブルシューティングを行う方法
はずせないスタートアップ項目(msconfig) |
内容 |
cftmon |
Win/XP 言語バー |
IMJPMIG |
Win/XP 日本語変換ソフト「MS-IME」 |
TINTSETP |
Win/XP 日本語変換ソフト「MS=IME」 |
internat.exe |
Win98/Me 複数のIMEの言語切り替えを行うソフト。はずすと文字入力できない |
SystemTray |
Win98/Me タスクバーやタスクトレイを使えるようにする為の機能 |
TaskMonitor |
Win98/Me プログラム起動時の情報を蓄積する機能。デフラグ時にも重要 |
ScanRegistry |
Win98/Me ウィンドウズの重要な設定をバックアップする機能 |
LoadPowerProfile |
省電力機能実現、周辺機器の電源管理を行う。同名の項目が2つある |
PCHealth |
Win/Meのシステムの復元機能 |
StateMgr |
Win/Meのシステムの復元とシステムの状態を管理する為の機能 |
メーカー製のバッテリの電源管理プログラム |
ノートパソコンのバッテリ管理・「PowerPanel」「PowerTray」など |
メーカー製のキーボードドライバ |
キーボードのホットキーやマウスに代わる周辺機器を使う為の機能 |
「コマンド」欄に「System」の文字があるもの |
システム関連なのではずすとパソコンが正常に動かなくなります |
セキュリティソフト関連のプログラム |
はずすとセキュリティが効かなくなります |
■フリーソフトを利用して、常駐ソフトを止める
・
スターアップチェッカー(再起動が不要なので便利・初心者でも安心して使える)
・Autruns (自動起動プログラム以外のレジストリエントリすべて見れます。Google検索もできる優れもの)
プログラムやサービス、エクスプローラ・アドインなど、システムで自動起動されるコンポーネントを一覧表示し、それらのオン/オフや削除などを可能にする。
スタートアップ・フォルダやレジストリのRun、RunOnceなどといった関連キーの値を一覧表示。
・
SlightTaskManager
ダウンロード Startup Inspector (不要な自動起動ソフトや危険な自動起動ソフトを判別してくれる)
[Attosoft] Win高速化 PC+ (不要サービスの停止も可能)
Windowsは起動時、レジストリの「Run」「RunService」、wininiの「run」「load」、「スタートアップ」フォルダに登録されたプログラムを自動的に起動します。登録されているプログラムのうち普段使わないプログラムをスタートアップからはずしておくとパソコンのパフォーマンスが向上します。直接レジストリを編集せずに「システム構成ユーティリティ」(msconfig)やツールを利用しましょう。
<MS技術>
Windows XP レジストリの Run キーの定義
<MS技術>
[INFO] Run、RunOnce、RunServices、RunServicesOnce レジストリ キーと [スタートアップ] フォルダの関係
■Windows XPの起動プロセスの一部として読み込まれるプログラムが登録されているレジストリ
- Windowsサービス(システム構成ユーティリティから操作可能)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services
- 「プログラム」メニューの「スタートアップ」フォルダ
Documents and Settings\user name\スタートメニュー\プログラム\スタートアップ
Documents and Settings\All Users\スタートメニュー\プログラム\スタートアップ
- レジストリのすべてのユーザーのRunキー
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunとRunOnce、RunOnceExキー
- レジストリの特定のユーザーのRunキー
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunとRunOnceキー
- レジストリのすべてのユーザーのloadエントリ
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windowsのloadエントリの値が設定されている場合
■WindowsXPのレジストリを構成するファイルの場所
- C:\Windows\system32\config
- 「Documents and Settings\ユーザー名」フォルダにあるNtuser.dat
【Win98/SE】
■不要な常駐ソフトの外し方
「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→.「システム情報」から「システム設定ユーティリティ」を起動し、「スタートアップ」で不要な「スタートアップ項目」のチェックをはずします。
■「システム設定ユーティリティ」を起動する方法
NEC パーソナル商品総合情報サイト 121ware.com サポート情報番号 003674
<システムリソースの空き容量の確認方法
- 「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
- 「システムのプロパティ」画面が表示されます。
「パフォーマンス」タブをクリックします。
- 「パフォーマンスの状態」欄の「システムリソース」に表示されている数値を確認します。50%以下なら最悪。目標70%。
(起動しているアプリケーションの数などによって数値は変動します)
システムリソースの空きを増やすには
Windows.FAQ - システムリソースって何?
<MS技術>システム リソースが不足している場合の対処方法(98)
<MS技術>システム リソースが不足している場合の対処方法(Me)
パソコンの動作が不安定になり、パソコンがよく停止してしまいます(Win95/98/Me)
Q&A事例 [6604-6615] - AzbyClub - サポート 富士通
[Windows Me / Windows 98 / Windows 95] システムリソースを増やす方法
Q&A事例 [2902-7062] - AzbyClub - サポート 富士通
Windows 98でメモリ不足/リソース不足になる場合の対処方法
Support.Jp.Dell.Com - Q&A詳細情報
「システム設定ユーティリティ」(Win98/SE/Me)や「システム構成ユーティリティ」(WinXP)で不要な常駐ソフトをはずす。(システムリソース、スタートアップチェッカー、Autrun、レジストリRUNキー)
「動作・描画が遅い」と感じたら試してみる
「マイコンピュータ」を右クリック→「システムのプロパティ」画面の「詳細」タブをクリック→「パフォーマンス」で「パフォーマンス」の「設定」ボタンをクリック。「パフォーマンスオプション」ダイアログで「コンピュータに応じて最適なものを自動的に選択」を選択し「OK」。「パフォーマンスを優先する」を選択すれば従来のWindowsのようなシンプルなインターフェイスになりさらに早くなる
Windowsはバックグラウンドで多くのサービスが動いているが、全く使っていない機能が動いている場合があります。
サービスを止めるには慎重に行うこと。間違うと余計に不安定になります。
「サービス」の停止(管理ツール、msconfig,Win高速化PC+)
- 「スタート」→「コントロールパネル」→「パフォーマンスとメンテナンス」→「管理ツール」→サービスをダブルクリック。「全般」タブで自動的に開始させるか、手動で開始させるか、無効にするかの設定をする。ある程度必要だが常時動いている必要はないサービスは手動にしておくと、メモリの節約になりセキュリティの強化にもなる。
- 「自動」と「無効」に切り替えるだけなら「システム構成ユーティリティ」(msconfig)の「サービス」タブから操作する方が管理しやすい。メーカー製のパソコンには独自のWindowsサービスがインストールされている場合が多い。またウィルスがサービスを作成する場合もある。「マイクロソフトのサービス以をすべて隠す」にチェックを入れると、後からインストールされたこれらのサービスが分かります。
<参考>快適PC生活 - コンテンツ-不要なサービスを停止してWindowsの起動を高速化する
- OSの多くは標準で、FTPクライアント、telnet、Webサーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されることが多いため、無効化あるいは削除することによって、攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
<Symantec Security Responseより >
- Windowsサービスの情報はレジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services
にある。
実体は通常のアプリケーションと同じく、拡張子「.exe」を持つものが多い。
サービス制御マネージャー(SCM)の実体は \Windows\System32\Service.exe
- フリーツール
- [Attosoft] Win高速化 PC+
- 窓の杜 - デーモンバスター
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システム情報」をクリック。「ソフトウェアー環境」で「Windowsエラー報告」をクリックして表示する。今迄どのような不具合が発生したのかを具体的に調べることができる
イベントビューアは、OSやアプリケーションの動作中に発生したイベント(出来事)の履歴を確認するための管理ツールです。主にエラーメッセージや警告が記録されています。どのような時にトラブルが発生するのか分かるのでトラブル対処に役立ちます。。
「スタート」→「マイコンピュータ」を右クリックして「管理」を選択して「イベントビューア」の画面を出します。
- 「アプリケーション」をクリックすると、アプリケーションのエラー情報が確認できます。
- 「セキュリティ」をクリックすると、セキュリティのエラー情報が確認できます。
- 「システム」をクリックすると、システムのエラー情報が確認できます。
「エラー」表示をダブルクリックすると「説明」欄にエラーの理由が記録されている。
「スタート」→「ヘルプとサポート」から「ヘルプとサポートセンター」ツール→システムの詳細情報→エラーログの表示
最新のWindowsにアップデートすると不具合が直る場合があります。
■OSの問題→Windows Update ■Officeソフトの問題→OfficeUpdate
Windows Updateに失敗すると、簡単に直らず、非常に厄介な問題となることが多い。「Fix it」を利用して修復できたらラッキーですが、あまり成功した経験がない。
Windowsをリカバリした後、一度にたくさんのアップデートしたりすると、失敗することが多い。また、手動でマイクロソフトのサイトからサービスパックをダウンロードしたりすると、その後、失敗することが多い。
NET Framework の更新プログラムによく失敗する。長い時間かけてダウンロードして、インストールして、最後の最後に失敗。勝手に前に戻されるが、戻るまでの時間が大変長い。
Windows Update - マイクロソフト サポート・・・・ここで自分で調べるか、または、
「Windows Update トラブルシューティング ツール」を利用して、修復します。これで直るとラッキーです。